友愛学園基本的運営方針
◎養護基本方針
【最大限の愛を子どもたちに】
1.民主的であること
2.公平であること
3.開かれた施設であること
◎養護の目的
児童福祉法第41条に、児童養護施設は「乳児院を除いて保護者のいない児童、虐待 されている児童その他環境上養護を必要とする児童を入所させて、これを養護することを目的とする施設であり、家庭で養育できない子どものための家庭に次ぐ、最もよき子どもたちの養育の場としての役割を果たし、おのおのの長所を特質を発見伸長し、将来健全な社会人としての社会生活に適応できるよう児童の自立を支援することを目的とする。
◎施設運営の基本的な考え方
施設は、子ども達にとって安心できる場、安全な生活の場でなければならない。子ども達は、そこで一人の生活者として尊重され、その権利を守られ発達を保証されなければならない。
「子どもの最善の利益」のために「最大限の愛を子どもに」を目標に、子どもの権利を積極的に養護するとともに、自立を支援し、全職員で児童の育成に努めていく。
◎めざす職員像
職員は、全国児童養護協議会の倫理綱領に基づき児童を支援する。 職員は、「子どもの生きた手本」であることを基本に、子どもとの暖かい関係つくりに努力し「子どもの最善の利益」のために質の高いサービス提供ができるように常に自己研鑽に努める。
「常に子どもの身近な位置にいること」
「やってみせ、させてみせ、ほめてやる」
「誉めてよさを伝え、自尊感情を豊かに」
「職場の活性化とチームワークづくりのために」
・時代に即した在り方を常に模索して、全職員が仕事に責任と共通認識を持ち、良きチームワークで一貫した処遇を展開して行くこと。
・職場での、報告・連絡・指示・指導・相談等を業務の一つとしてさらに習慣化し、一人一人が実行して行く姿勢を持つこと。
・職場での「明るい笑顔で挨拶を」常に心掛ける。
◎地域とともに(コミュニテイ施設化)
・地域住民にとって一つの社会資源となるように地域の中で一定の役割を果たし、地域とよい共生関係ができることを目指す。
・地域(活動)への積極的参加と交流の強化を目指す。
◎施設生活の社会化
・楽しいホームつくりを目標にして小集団を生かした活動を積極的にすすめる。(ホーム運営費の効果的活用)(子どものペースを大事に)
・集団生活のルールを守りながら、生活が隔離的・閉鎖的にならないように、いろいろな体験を。感動の場を与える様に工夫する。
◎子ども達に確かな学力を(学力の向上)
・子ども達の無限の可能性を信じ、適切な指導を行う。
・子ども達の意欲を高めるための努力を怠らない。
(個別指導・基礎学力の向上・自主学習の習慣化・学校との連携
◎事業概要
1.名 称 児童養護施設友愛学園
2.経営主体 社会福祉法人友愛会
3.事業種別 第1種社会福祉事業・児童福祉施設
4.設 立 昭和26年(1951年)8月
5.所 在 地 鹿児島県日置市東市来町美山1481番地1
TEL 099-274-2912
FAX 099-274-9571
6.沿革
S26年 8月 鹿児島市皆与志町に私立友愛寮として設立認可。
(創立者古野勝見)
26年11月 鹿児島市田上町に設立場所を変更して定員40名として認可。
45年10月 経営主体を社会福祉法人友愛会と変更、施設の名称が友愛学園となる。
(理事長・園長 古野勝見)
46年 4月 現在地に新築移転。
(東市来町美山1481番地1/763.34㎡)
49年 1月 集会所を新築。(192.03平方㍍)
55年 3月 保育室及び児童居室を増築。
(保育室:80.40㎡ / 児童居室:54.77㎡)
H 元年 9月 理事長・学園長、古野勝見逝去。
理事長 堂園義光 学園長 大迫信夫就任。
4年12月 宮内庁より御下賜金を賜る。
10年11月 理事長大迫信夫就任。
13年 1月 苦情解決委員会の設置。
13年 4月 定員40名に変更。
14年12月 新園舎完成(一部二階建て:1282.52㎡)
7.施設概要
土 地 3,221.6㎡ 日置市東市来町美山1481番地1
美山1481番地6
建 物 1,282.52㎡ 日置市東市来町美山1481番地1
(一部二階建て)
児童定員 40名
職 員 数 24名
学 園 長1名
事 務 員1名
栄 養 士1名
調 理 員4名 (うち非常勤調理員2名)
児童指導員13名 (うち心理療法担当1名)
保 育 士4名 (うち非常勤保育士1名)